Quality

PMOクオリティ

PMOのスペック自体が企業のブランドを高める

PMO QualityPMOクオリティ

PMO Qualityイメージ

中規模だが、上質感があって機能的なPMOのものづくり。
さまざまなこだわりが「進化」を支えています。PMOが生まれる現場をご紹介します。

ハイスペックな中規模オフィスビルという新しいマーケットを育て、オピニオンリーダーとして業界をけん引する「PMO」。ここまで成長してきた要因の1つは、顧客満足度を高めるために徹底的にこだわったものづくりをすることです。

そのために週1回の定例会議を設け、建築の人間だけではなく運営や営業の担当者も交え、みんなでPMOらしさとは何だろうかと話し合います。その一例が、PMOのイメージを決定づけている「PMOブラック」と呼ばれる色について。実際にどのように見えるか、晴れの日、曇りの日と壁面サンプルを持ってみんなで日本橋近辺に出かけ、具現化されていったのです。

また、この会議を象徴としたPMOのものづくりの現場には、テナント企業様の声を吸い上げて改善していく仕組みがあります。実際にビルが稼働すると、想像していなかった使い勝手の良しあしが利用者から聞かれます。例えば、化粧室の手洗い用シンクでは、利用する方の一部から「デザインはいいけど、底が浅く、水が跳ねて汚い」という声がありました。こうした要望は、運営や管理の担当が吸い上げ、営業・建築を交えたチームで共有。どのように改善するべきかを話し合います。実際、次の物件ではメーカーとも協業し、デザイン性と機能性を両立する取り組みを行いました。

改善すべきことはチーム一丸で真摯に受け止め、次のプロジェクトでは確実に進化させること。それが、PMOのものづくりの基本なのです。

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毎週水曜に開催される定例会議には、デザイナーの飯島直樹氏を中心に運営・営業・建築など部署に関係なくおよそ20~30名が集まって議論を尽くす。
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会議だけではなく、実際に現場に赴き、確かめる。
テナント様の声をもとに
進化した一例

見えているのが当たり前だったスイッチ類。「オフィスのデザイン性を保つためには隠れている方がいい」というテナント様の声をもとに、スイッチを1カ所に集中させ、使用頻度の低いスイッチは、内装に合わせたカラーリングを施したカバーで隠した。

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PMO Case Of QualityPMOのこだわり

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日本橋茅場町にPMOが、2014年8月に完成した。
日本橋で9棟目となるPMO日本橋茅場町は、PMOの最先端を行くオフィスビルになっている。
常に進化を続けるPMO。
PMO日本茅場町の16棟目の進化

茅場町、八丁堀、そして日本橋界隈には、PMOが多く建つ。本エリアに既に8棟、そして2014年には、9棟目となるPMO日本橋茅場町が誕生した。PMOの誕生からすでに6年が経過し、PMOも進化を続けてきた。その代表作がこのPMO日本橋茅場町だ。

「日本橋では、PMOは“はじめまして”ではないんですね。すでにPMOがあって、それなりに認知していただいている。だからこそ、これまで培ったブランドイメージをくずさないことに加えて、進化していることが重要なんです」(野村不動産 ビルディング事業二部 課長 日高俊和)

PMOのブランドが培ってきたものは守らなければならない。しかしながら、ただ同じものを建てるわけではない。“プレミアムミッドサイズオフィス”という新たなカテゴリーを作りだしたPMOだからこそ、常に進化しなければならないのだ。

「同じコンセプトと言っても、細部は一棟一棟違います。例えば、PMOのメインの外観がガラスカーテンウォールであることは変えない。PMO日本橋茅場町ではこのカーテンウォールに加え、壁面にも縦スリット窓を設置し、それらに換気機能を持たせました。また、建物の四方全てに窓面を配することで、建物が周囲へ与える圧迫感を減らしつつ、オフィス内の開放感や快適性が向上するよう考えました」(野村不動産 建築部 設計一課 課長代理 氏田博子)

日高 俊和(ひだか・としかず)

野村不動産
ビルディング事業二部 課長

日高 俊和(ひだか・としかず)

※2014年、取材当時のプロフィールです。

PMO Qualityイメージ

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a. メインファサード
縦に下りてくるガラス窓サッシのラインと、エントランスの天井パネルラインとを一直線につなげ、風除室のガラス枠・PMOサインの位置はセンター位置に。すべてが揃うこだわり。
b. EVホール窓
排煙という必要な機能を確保した上で、すっきりとしたデザインに仕上げ、見晴らしの良い開放感のある空間を実現した。
c. パントリー
気持ちに変化を与えるようにこだわったパントリーは、カーペットにも変化をもたせ、上品で上質な空間に仕上げた。
中規模オフィスにはお客様が満足できる物件が少ない

そもそPMOの基本的な考えとして、「お客様目線で考える」という点がある。培ったPMOの経験値を活かし、常に「もっとお客さまのためになることはないか」と考え続けることもPMOの根幹だ。

「ブランドとして進化するには、これまでの経験を活かさなければなりません。だからこそ、テナント企業や営業の声に耳を傾けています。非常に細かなことですが、事務室フロアに必要な屋内消火栓。今までは事務室内に設置する例が多かった。ところが、事務室内に消火栓を置くと、その前に物が置けず不便だという声がありました。そこで今回は、事務室の使い勝手を重視してEVホールに消火栓を配置しつつも、壁の仕上げや扉の目地の位置など、空間全体を考えてデザインし、EVホールの上質感を保ちました。」(氏田)

 EVホールには大きな窓が設置されているが、ここにもこだわりがある。法的に必要な排煙機能を確保した上で、デザインについても妥協はせずに突き詰め、機能とデザインを両立させた。

 収納についても、こだわりがある。オフィスの使い勝手を考えると収納は少しでも多い方がよい。そのために僅かな空間も無駄にせず、収納を設置している。それもただ収納を作るのではなく、“そこに何が入るのか”を考えて、収納を作っている。

「普段オフィスにいるときに、そういった細かな点まで気がつかない。小さな棚の形にまでこだわって、居心地のいい空間を目指しているのは、PMOならではだと思います」(日高)

 PMOのメインの開口は全面ガラス張りになっていて開放感があるが、それゆえの悩みもある。方位や階数によっては日射の影響を受けやすいという声もあるのだ。

「そこで今回は高遮蔽タイプのブラインドを選択しました。また、窓とブラインドのすき間を減らすように工夫をするなど配慮しています。こういった声は、なかなか設計まで届かないことが多いのですが、PMOの場合は部署の垣根なく社内の皆で議論をするので、色々な話を聞くことが出来る。だからこそ、そこで工夫をしなければという発想になります」(氏田)

 トイレのメディシンボックスも工夫がなされている。社内のPMOチーム皆で議論をし、歯ブラシを立てて入れられるサイズにした。使い勝手を考え、男性用と女性用で設置する高さを変えている。

「使い勝手にはこだわりました。事務室のスイッチボックスについても使い勝手を優先しつつ、すっきり見えるように。オフィスというのは、違和感なく使ってもらって当たり前だと思うのです。いいのが当たり前。だからこそ、妥協なく考え尽くす必要があるし、それが楽しい」(氏田)

 PMOは常に進化している。それは、お客様の使い勝手を最優先するために、関わるスタッフ全員が考え尽くしているからこそ、可能になっているのだ。

氏田博子(うじた・ひろこ)

野村不動産
建築部 設計一課 課長代理

氏田博子(うじた・ひろこ)

※2014年、取材当時のプロフィールです。

PMO Qualityイメージ

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  • d. トイレの照明
    お化粧直しなどで鏡に近づく女性のことを考えて照明を鏡際に寄せた。また、落ち着きを演出しながらも空間が明るく感じられるように壁を照らす照明を設置。
  • e. 消火栓
    EVホールに設置することとした消火栓。扉のラインや壁の仕上げを揃えることで、空間全体がすっきりとした印象になるようデザインした。
  • f. 収納
    使う人のことを考え、使い勝手を追求した収納。僅かなスペースも有効活用するために知恵を絞る。
  • g. スイッチボックス
    使い勝手や仕様頻度を考慮しつつ、デザインにこだわり、すっきり見えるように工夫を凝らしている。壁や天井に合わせて白を基調としたシンプルなデザイン。
  • h. 戸当たり
    人には気づかれないで機能する戸当たりだからこそ、空間と調和したデザインを採用。

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